青森という概念。そこに住んでわかったこと

青森に来て、気づけばずいぶん時間が経ちました。
でも今でもふと、
「ほんとうに青森に来たんだなあ」
と思う瞬間があります。

朝の空気の冷たさ、雪の多さ、車社会。
関東にいた頃の当たり前が、ここでは当たり前じゃない。
最初は戸惑うこともたくさんありました。

冬の洗濯問題にも驚いたし、
雪かきはもはや筋トレ。
青森の冬、なめてたな…と何度思ったことか(笑)

でも、そんな毎日の中で
わたしは「暮らすこと」を見直すようになりました。

前はもっとちゃんとしなきゃ、
もっと頑張らなきゃと、
いつも力が入っていた気がします。

でも青森の暮らしは、
その力みを少しずつほどいてくれました。

雪が降れば予定通りにいかない。
子どもが7人いれば、なおさら思い通りにはならない。
だからこそ、
完璧じゃなくていいんだと思えるようになったんです。

わたしは長く、ピラティスやヨガを通して
体を整えることに向き合ってきました。
そして青森に来て改めて感じたのは、
体は暮らしに大きく影響されるということ。

寒さで肩に力が入り、
忙しさで呼吸が浅くなる。
そうすると心まで余裕がなくなってしまう。

でも逆に、
少し力が抜けて呼吸が深くなると、
気持ちまで整っていくんですよね。

体が整うと、人生が整う。
青森での暮らしは、それをより深く教えてくれました。

移住はキラキラしたことばかりではありません。
寂しい日もあるし、戸惑うこともある。
でもその分、自分にとって大切なものも見えてきました。

正しさより心地よさ。
頑張りすぎるより、しなやかに生きること。
青森に来たことは、
わたしの生き方を見直すきっかけになりました。

もし今、毎日を頑張りすぎているなら、
まずはひとつ深呼吸してみてください。

人生をいきなり全部整えなくていい。
まずは今日の自分を、少しゆるめることから。

わたしもこの青森の暮らしの中で、
そんなことを今も練習しています。

必要な人にとって、
ふっと力を抜ける場所でありたい。
そんな思いで、これからもこの暮らしを綴っていきます。